オーディション担当者が暴露!ゼッタイに落ちてしまう“残念な応募書類”の特徴とは?

●日頃のレッスンも一発で水の泡に!応募書類の重要性とは?

声優としてデビューするためには、オーディションに合格する必要があります。

オーディションには、養成所や事務所に所属するためのオーディションや、
すでに制作が決まっているアニメ作品の配役を選ぶオーディションなどがあります。

 

最初は少し高いハードルでも、諦めずに何度もオーディションにチャレンジすれば、
いつか偉い人の目に留まり、
デビューできる時がやってくる…と考えている人もいるでしょう。

確かに、毎日のように声優としてのスキルを磨きながら
オーディションを何度も受ければ、デビューできる可能性は確実に上がります。

 

実際に、今、声優としてデビューしている人たちも、
何度もオーディションを受けてチャンスを掴み取った人たちです。

100個近くのオーディションを受けて、
ようやくデビューできたという方も珍しくありません。

 

諦めずに何度もチャレンジする姿勢は、必要不可欠な大切なマインドです。

しかし、ここで忘れてはいけないのは、
オーディションには、まず【書類審査】があるということです。

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オーディションというと、大勢の人が集まる審査会場やスタジオに足を運び、
審査員の前で、自己紹介やアテレコ、特技などを披露するイメージがあるかもしれません。

 

そこで、いつか誰かがあなたの才能を見つけてくれる・・・と思いきや、
その段階に進むには、まず書類審査に通過しなければいけません。

書類審査に通過しなければ、自分の個性をアピールするどころか、
あなたという存在すら知ってもらえないのです。

 

そして、この書類審査に通過することが永遠にできない人は、結構多いのです。

それもそのはず。
オーディションは、数百人、数千人受けて、合格するのは数名、
もしくはたった1名ということもあります。

 

書類審査は、大多数の人を“ 切る ”ために行うものなのです。
だからこそ応募書類は、担当者に「この人に会ってみたい」と思わせることが大切です。

 

ところが、実際に担当者に届く応募書類には、
意外にも【残念な書類】がたくさん存在しています。

 

当然のことながら、残念な応募書類は、
担当者にじっくり読まれることもなく、即、不採用の段ボールに仕分けされてしまいます。

声優としてのスキルを磨く努力も大切ですが、
まずは書類審査に合格しなければ、その土俵に立つこともできないのです。

 

最近では、web応募でエントリーするパターンの書類審査もありますが、
こちらも同様です。

 

では、残念な応募書類にしないためには、
どうすればよいでしょうか?

そしてどんな点に注意をすれば、残念な応募者にならずに、
書類審査に通過する確率を上げることができるでしょうか?

 

今回は、“残念な応募書類”の特徴について、
「写真」、「文章」の側面から2つのポイントを解説します!

 

●ゼッタイに落ちてしまう“残念なプロフィール写真”とは?

応募書類の中で、
重要なポイントの1つが「写真」、つまり自分のプロフィール写真です。

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声優は声で勝負するお仕事なので、
見た目だけで判断して欲しくないと思うかもしれません。

また、見た目は決して“カワイイ”、“カッコイイ”とは言えなくても、
声やキャラクターで勝負をしている声優さんもたくさんいます。
だからと言って、決して「写真はどうでもいい」ということにはなりません。

 

むしろ 写真は、一番に力を入れるべきポイント です。

 

その理由は見た目ほど、あなたの個性を際立たせ、
書類をチェックする担当者に大きな印象を残す手段は他にないからです。

たとえ、どんなに素晴らしい自己PR文や
どんなに上手に録音できたボイスサンプルを同封しても、
よほどの個性やスキルがなければ、
それだけであなたの魅力や可能性を強く印象づけることは至難の業。

 

初心者の方であれば、尚更です。

担当者はプロですから、
今までに、何千人、何万人という声優志望者の応募書類を見てきています。
彼らから見れば、
どれもみんな似たような内容に映ってしまったり、聞こえたりしてしまうのです。

しかし、あなたの見た目だけは、
他の誰にも真似できない【あなた自身の個性】です。
他の人がどんなに努力をしても、
あなたと同じ見た目を手に入れることはできません。

 

仮に自分の顔やスタイルに自信がなかったとしても、
見た目は、それだけであなたの立派な個性なのです。

では、写真が残念な人の具体的な特徴を挙げましょう。

 

【残念なプロフィール写真の一例】

□ 写真の画像がボケている。
□ 写真が小さくて、よく分からない。
□ もっと他の写真なかったの?と思えるような表情・服装の写真を使用している。
□ プリクラや写メの画像をそのまま使用している。
□ 友達と一緒に映っている(しかも、どっちが本人か分からない)。
□ コスプレやメイクが度を越えていて、その人の素の状態が分からない。

 

これら問題を解決するには、少しだけ時間とお金をかけてでも、
オーディション用に写真を撮影することをおすすめします。

特に、自分のビジュアルなんて自信ない!という人こそ、
少しでも印象よく見えるように写真に手間をかけましょう。

 

安いスタジオであれば5千円前後で撮影ができますので、
ぜひ利用してみてください。

 

プロフィール写真のポイントは、
笑顔で清潔感がある」ことが基本です。

 

清潔感を出すために、普段から肌のケアをしたり、
髪をボサボサに放置したりしないように注意しましょう。

 

また、服にお金をかけすぎたり、メイクが濃くなりすぎたり、
奇抜過ぎる印象を与えてしまうような写真になってしまっては
本末転倒ですので注意が必要です。

 

●ゼッタイに落ちてしまう“残念なプロフィール文章”とは?

応募書類に書くプロフィール文章は、個性や熱意を伝える大切な手段です。
さっそく “ 残念なプロフィール文章 ” の特徴を紹介していきましょう。

 

【残念なプロフィール文章の一例】

□ 字が汚い。
□ 文字量が多すぎて、読むのが大変。
□ 文字量が少なすぎて、ヤル気や個性があまり感じられない。
□「絶対に声優になりたいんです!」というヤル気だけアピールして、個性が伝わらない。
□「ヤル気だけは誰にも負けません!」とアピールしている割に、
声優スクールにも通ったことがない等、アピール内容と実態が矛盾している。
□ 有名な養成所に通っているということをアピールして、それ以外のアピールポイントがない。
□ アピール意識が強すぎて、個性があるというより、ちょっと“ 痛い ”。
□ 募集要項の指示に従った内容を書いていない。

 

オーディション担当者は、
1日に何百という数の書類をチェックしなければいけない場合もあります。

まずはプロフィールを読んでもらえないことには意味がありませんので、
相手の“読みやすさ”を意識することが大切です。

 

そして、その次に意識することが、文章の内容です。
書いている内容に矛盾がないか、自分を偽っていないか、
よく考えて書きましょう。

 

個性をアピールすることは大切ですが、
プロの声優は、一人の社会人であり、一人の職業人でもあります。
奇をてらうあまり、スタッフさんから「一緒に仕事がしたい!」と思ってもらわなければ、
“ただの変人”になってしまいますので、注意が必要です。

 

また、プロフィール文章だけで自分の個性や熱意をアピールするのには
限界があるということも覚えておきましょう。

ただやはり、担当者が書類審査でまず見るポイントは、プロフィール写真なのです。
写真で興味を持ってもらえない場合、
書類にどんなに素晴らしい自己PRが書かれてあったとしても、
そもそも読んでもらえない可能性が高いです。

 

個性や熱意を伝えるには、審査員に直接会ってアピールするしかないのですから、
書類審査を必ず通過させるノウハウと覚悟が必要です。

 

●さらに応募書類の通過率を上げるには?

今回は、“ 残念な応募書類 ” の特徴を紹介しました。

これからオーディションを受けるという方は、
ぜひ今回紹介したポイントに注意をして応募書類を作ってみましょう。

 

また、すでにオーディションを受けたことがある経験者の方も、
今まで送ってきた書類に該当するような点がなかったか振り返ってみてください。

ただなんとなく応募書類を書くのと、面談の際の自己PRまで想定して、
戦略的に文章の内容を考えるのとでは、結果も変わってくるでしょう。

 

そして忘れてはいけないのが、
1度や2度書類審査に落ちただけで簡単に諦めてはいけないということです。
合格するまで、何度も改良を重ねて応募し続けましょう。

この「チャレンジ→改善→チャレンジ」のサイクルを早めることで、
確実に書類審査の合格までのスピードも早まります。

 

養成所や専門学校に通っている方であれば、
事前にスクールの講師や事務スタッフさんに応募書類を見てもらいましょう。

 

上手くいかない時ほど、考えがひとりよがりになり空回りしがちです。
身近にいる強力なサポーターに客観的なアドバイスを求め、
自分がいま置かれている環境を最大限に活用しましょう。

TEXT / 内田涼一

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